学童チームへの保護者参加についての考え方(通知)

全日本軟式野球連盟からの通知

昨今の学童登録チームおよび競技人口減少の要因の一つとされている、父母会の運営や保護者のサポートについての取り扱いを下記の通り通知いたします。

◆経緯
 昨今の競技人口減少の一つに、保護者の負担が挙げられています。時代の変化により、共働き世帯の増加や休日の過ごし方の変化により、子供が野球をやってみたいと言っても、野球をさせたくても保護者の金銭的負担以外にも時間的な負担が大きいことにより、野球をさせることが、敬遠される傾向が見受けられます。
 本連盟では、多くの子供たちが野球を始められ、また、野球をやっている子供たちが途中でやめることがないよう、各支部ならびに各加盟チームには別紙の考え方を理解いただきたいと考えています。

◆父母会運営の基本的な考え方
  1.父母会の設置や保護者のサポートを求めることは各チームの任意とします。
   ただし、各家庭の事情を考慮し、強制や同調圧力のようなことが起こらないように配慮してください。
   また、体験会や入団前に、父母会の設置有無や保護者のサポート有無などの保つ要請、頻度、役割、業務などについて
   周知を図ることを推奨します。
  2.父母会や保護者のサポート体制を理由に、選手がチームを辞めることになった場合には、チーム代表者・チームス
   タッフは直ちに、保護者の負担にならないチーム運営や父母会運営の見直しや改善を図るように努めてください。

◆詳細については、別紙を参照ください。

新潟県野球連盟よりお願い

年度内の選手のチームの異動は、全軟連規程第3章第10条5では、転居及びその他考慮すべき特別な理由により認められることになっています。
少子化、野球人口減少に伴い、選手の引き抜き他、異動に伴う問題の発生が予想されます。異動の際は(年度変わりの登録チームの変更を含む)当該チーム間で連絡をとり、トラブルが発生しないように努めてください。また、原則として、移籍手続き終了後に開始される最初の予選から登録可能となり、移籍完了前に開始されていた予選の上位大会への途中登録は認めていません。

※少子化と野球人口減少が進む現状で、各チームとも苦労しています。他チーム選手の勧誘や強化目的の補強は現在、県連として認めていません。勝利を目指すことは重要ですが、健全な野球界の発展のためご協力をお願いします。

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